屈斜路湖産のエクルヴィス(ザリガニ)はどんな味?そしてそのお値段は…?

こんばんは、メゾン・ブレイズです。

今日は屈斜路湖で「超」が付く高級食材エクルヴィスを獲ってきました。

合計30匹以上は確保してきたんですが、可食部の重量はわずか120gほど…。

悲しくなるくらい、頭がデカイやつなのです。

ただ、その味は素晴らしいの一言。

海産のエビが生臭く感じるくらい、クリアーで透明感のある味わいです。

ご覧の通り綺麗に下処理しましたので、これを野菜のテリーヌの具材として間に挟んでしまおうかなと。

今週で野菜のテリーヌは終わりになるので、エビ(?)によるドーピングです笑。

ちなみにエクルヴィスはかの有名な「ポール・ボキューズ」さんのお膝元である「リヨン」という街でとてもよく食べられています。

いわゆる名物食材というやつですね。

「クネル」というリヨンの郷土料理にもエクルヴィスから出汁を取ったソースが使われるんですよ。

ボキューズさんは残念ながら最近亡くなってしまいましたが…一度はリヨンのポール・ボキューズ本店でエクルヴィス料理を味わってみたいものです。

ちなみに価格は現在検討中。阿寒湖畔のあるお店では塩茹でが5尾1,000円で売られてまして…

つまり、まともに値段をつけるととんでもないことになってしまいます(笑)。

自分で食材ゲットしに行くのは楽しいんですが、自分の時給と往復ガソリン代(網を仕掛けた当日と回収しに行く翌日の2日分)なんかを計算すると割に合わなさ過ぎて笑えてきちゃうんですよね。こんなの好きじゃないと絶対できないです(笑)。

また、特定外来生物であるウチダザリガニは生きた状態での輸送が基本的に禁じられています。

なので店主は獲ったその場でしっかり塩茹でし、かつ移動中に熱で傷まないよう氷も持参した上で輸送しています(上の写真たちはその様子を示したものです)。

食べたことの無い方からすると「なんでそこまでするの?」と思われるかもしれませんが(笑)、いやいや、そこまでしたくなるくらいの美味なんですよこれ。

獲るのも下処理するのも料理にするのもめちゃくちゃ大変なので、シーズンに1回作れば十分だよ…となるメニューなんですが、是非タイミングを逃さず買いに来て頂けたらなと思います。

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