昨日は先日採ってきた天然のキノコでテリーヌを仕込みました。
様々なキノコを水分が飛ぶまでしっかり炒め、バターとニンニクを入れて香りを立たせます。
そこに訓子府産のエシャロットを合わせて、香り付けにノイリープラット(フランス産のヴェルモット)を少々。
新鮮なホタテから作ったペーストと合わせて型に詰め、低温でじっくりと焼き上げます。
後は冷蔵庫で寝かせてキノコの風味を全体に行き渡らせれば完成。
ワインと合わせずに食べることが考えにくいレベルの超濃厚な仕上がりです笑。
というわけで、このテリーヌに合うのはどんなワインかテストしてみることにしました。
今回はこちらのシャンパーニュ(シャルドネ2/3、ピノ・ノワール1/3)をチョイス。
抜栓直後はかなりミネラリーで酸味強め。時間を置くと香りはかなり複雑さを増してきますが、シェリーのような風味と酸味はしっかり残ります。
テリーヌと合わせてみると、この酸味が舌をスパッとリセットしてくれてなかなか悪くありません。
料理が主、ワインが従といった印象の組み合わせですね。
今回のテリーヌにはかなりの種類のキノコを使っていますが、ワインを挟むたび毎回様々なキノコの風味を新鮮に楽しめてなかなか面白いです。
ただその一方で、より落ち着いてマッタリとした雰囲気の白ワインに合わせたらどうなるのかも気になるところ。
これだけ強い料理と合わせてしっかり寄り添ってくれるワインを探すのは楽しそうです。
是非皆様お手持ちのワインと対決させてほしい、そんなテリーヌに仕上がりました。
今週金曜日から出せるかは未定ですが、もし提供出来るようであればLINEでご連絡致します。
ちなみに添付するソースは赤ポルトとキノコ、エシャロットに鶏の出汁(フォンドヴォライユ)を合わせたペーストで、いわゆる味変要員です。
その辺も鑑みてワインを探すのも楽しいかな〜と思います。
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