というわけで、この日は仕入れ(猟のうっぷんを晴らすべく大量のホッケを購入)をこなし、スープを煮込んでいる間に「松の実のタルト」に使う松の実を剥くことに。
この写真が松の実の入っている松ぼっくりなのですが、この大きな松ぼっくり、皆さん見たことはありますか?
北海道においては、食べられる実の入った松ぼっくりは「チョウセンゴヨウマツ」という松にしか生りません。
山によく生えているエゾマツやカラマツ、トドマツの松ぼっくりには「松の実」は入っていないんですよね。
ヨーロッパで売られている松の実はまた違う種類の松ですが、実の見た目や味はチョウセンゴヨウマツと殆ど同じです。
リスなどはこの松ぼっくりを目ざとく見つけると巣に持ち帰り、外皮を剥がして中の種子を持ち帰るんですよ。
店主は以前、林道を横切ったリスが落とした松ぼっくりを拾ったことがありますが、綺麗に半分だけエビフライのようになっていました。
この写真のようにエビフライ状になっている松ぼっくり、見たことあるという人もいるのではないかなと思います。
この松の実の硬い殻を割る作業、没頭はできるんですがそれだけに狩猟での失態を思い出してしまい…ストレス解消にはならなかったですね(^_^;)
タルトに使おうとすると相当な数割らなければいけないのですが、折角の天然のものですし、かなり日持ちもするので時間を見てチクチクやっていこうと思います。
今度は良い獲物が獲れた報告ができるといいのですが(笑)。
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