「アイン・ガザルの像」。

「アイン・ガザルの像」。

こんばんは、メゾン・ブレイズの店主です。
今回は2024年のフランス旅行の際、ルーブル美術館で出会ったちょっと忘れられない展示物のお話です。

入場に45分遅刻するというドタバタを経て、すっかり力が抜けてしまった店主。
人混みを避けて静かなエリアへ逃げ込んだんですが、そこが「シュリー翼」の古代オリエント美術エリアでした。

で、最初に目に入ったのが「アイン・ガザルの像(Statue D’ain Ghazal)」。
ごつい名前なんですが、実際に見てみるとこれがなんともゆるい佇まい。

両手が無くて、全体的に子供が有り合わせのLEGOで作ったような見た目なんですよ。
思わず吹き出してしまいました笑。添付のイラストはデフォルメされてはいますが、このイラストを見てから実物を見ても「あぁこれか!」とすぐにわかると思います。

ところがこの像、約9000年前に作られたルーブル美術館の展示物中最古の品だそうです。
どうも借用作品らしく、ルーブル美術館の公式フロアマップには載っていないとのこと。
あの見た目からは想像もつかないガチな来歴で、帰国してから調べてびっくりしました。

しかも周囲に並んでいる他の展示物も輪をかけてゆるくて可愛いものばかりで、それらを見ているうちに入場前の焦った気持ちが落ち着いたのを覚えています。

美術館というと、どうしてもモナ・リザやミロのヴィーナスといった有名どころに足が向きがちですが、店主はこういうゆるカワな展示物も結構好きです。

それに、9000年前の誰かが作ったものがこうしてパリのど真ん中に置いてあり、旅で訪れた日本人を癒してくれたと思うとなかなか不思議な感覚でした。

※このイラストは店主が当時撮影した写真をフォトショップでコラージュし、それをAIでイラスト化したものです。

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