「赤平産ワインラムのブレゼ シトロンコンフィ風味」。
こんにちは、メゾン・ブレイズの店主です。
今回は昨年夏のフレンチ定期便でお送りした、「赤平産ワインラムのブレゼ シトロンコンフィ風味」についてお話します。
「ワインラム」と言っても勿論ワインを飲ませて育てているわけではありません。
ワインを搾った後の絞りかす(リーズ)を飼料に混ぜて育てており、海外産に比べ臭みが少なく旨味が強いのが特徴です。
このワインラムに下味をつけて焼き色を付けた後、鋳鉄製の鍋に入れ、一緒に加えた野菜からにじみ出る水分だけを頼りに煮込んでいきます。
未だに焦げ付かないか心配で蓋を開けて確認したくなってしまいますね(笑)。
水を使わない煮込みなので、肉の味が液体に流出せずしっかりと残ります。
味の決め手となっているのはシトロンコンフィ。
レモンを塩水で長期熟成させた北アフリカ由来の保存調味料で、加熱すると酸味が穏やかになり、柑橘の香りとほろ苦さがラムの脂に絡んで奥行きのある味に。
フランスは世界中に植民地を持っていましたから、家庭に根付いた郷土料理にもこういったエキゾチックな食材が使われることがあり、なかなか興味深いものです。
届いたら湯煎でじっくりと温めて、イタリアンパセリなどを添えてお召し上がりください。
合わせるなら南仏のシラーやローヌ系の赤ワイン、南仏らしくロゼなどもおすすめですよ。

