「ロワール川沿いのお洒落な瓶詰め屋さんへ」。

「ロワール川沿いのお洒落な瓶詰め屋さんへ」。

北海道北見市のフレンチレストラン「メゾン・ブレイズ」の店主です。
フランス旅行記パリ編。今回は少し遠出して向かった、ロワール川沿いのある一軒のお店のお話です。

ブロワの街から徒歩約5キロ。
店主が楽しみにしていた目的地のひとつが「ラ・ブーリッシュ・オ・ザペティ」でした。

引退した川魚漁師のご夫婦と、現役漁師の息子さんが営む加工品の販売店で、ロワール川の川魚や近隣ソローニュの森のジビエを瓶詰めにして販売しています。
川魚だけで20種類以上、ジビエも10種類以上という驚きの品揃え。長期保存できる加工品は当店(レストラン兼惣菜店なので)の商品開発のヒントになるはず。そんなわけで、以前からずっと狙っていたお店でした。

川沿いのサイクリングロードを、自転車に抜かれまくりながら約1時間。ようやく到着。
外観は無骨な印象でしたが、中は意外と可愛らしい設えです。

ジビエの瓶詰めコーナーにはイノシシ、シカ、ノウサギ、ヤマウズラ、キジ、果てはヌートリアまで。
川魚の瓶詰めも数え切れないほどで、一番驚いたのはカエルとパセリと燻製した豚の塩漬け背脂の組み合わせでした。

棚の上にはサンドルやブロシェの絵、漁の様子のジオラマや昔の漁具の展示もあり、地元の漁業文化を丁寧に伝えていることがよく分かります。

奥様に大量の会計をしてもらい店を出たわけですが、さぁここからが本番。
帰りも同じ5キロ。しかも荷物はなんと5キロ増し。

ブロワは「円形劇場の階段」に例えられる地形なので、帰りは登りです。
ひいひい言いながらなんとか駅まで帰還しましたが、あの重さは当分忘れられそうにありません…。

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