「ジビエと川魚の瓶詰めを求めてロワール川沿いを10キロ歩いた話」。
北海道北見市のフレンチレストラン「メゾン・ブレイズ」です。
今回はロワール川沿いの街ブロワから、ちょっと変わったお店を訪ねた時の話を。
店主がこの旅で楽しみにしていた目的地のひとつが、ブロワからロワール川を遡った位置にある「ラ・ブーリッシュ・オ・ザペティ」。
引退した川魚漁師のご夫婦と現役漁師の息子さんが営むお店で、ロワール川の川魚やソローニュの森のジビエを加工販売しています。
川魚だけで20種類以上、ジビエも10種類以上。
なんだそりゃマニアック過ぎる。これは行くしかないと。
サイクリングロードを走る自転車にバンバン抜かれながら、ひたすら川沿いを歩いていきました。
ようやくたどり着いた店内は、外観の無骨さとは裏腹にとても可愛らしい設え。
棚にはイノシシ、シカ、ノウサギ、ヤマウズラ、キジ、果てはヌートリアまでジビエの瓶詰めがずらり。
一番驚いたのはカエルとパセリと燻製した豚の塩漬け背脂という組み合わせの瓶詰め。
カエルとニンニク、パセリ、バターは確か定番の組み合わせだったよな…などと想像が膨らみます。
店内には川魚漁の様子を再現したジオラマや昔の漁具も展示されていて、ロワールの漁業文化を大切にする姿勢が伝わってきました。
大量に買い込んだ商品を背負って帰路につきましたが、荷物は5キロ増し。
しかもブロワは「円形劇場の階段」に例えられる地形で帰りは完全に登りです。
ヒーコラいいながらなんとか帰還しました。宿からの往復だと15キロ以上歩いたでしょうか…。
とはいえ、レアな瓶詰めをゲットできたし悔いは無い…という清々しい気持ちになったのを覚えています。
—
プロフィールから書籍の詳細をご覧頂けます。
Kindleアンリミテッドに入っていれば無料で全編読めますので、是非ご覧ください。

