「夏の名物、ガスパチョのこと」。
メゾン・ブレイズ店主です。今日は冷製スープの話をひとつ。
当店では夏になると毎年ガスパチョを作ります。
スペイン生まれの冷たいトマトスープですね。
店主がこのスープを好きな理由は単純で、材料がほとんど生野菜だからです。
加熱していない分野菜の味がそのまま出ますし、暑さで食欲が落ちた日でもすっと体に入ってきますよ。
北海道とは思えないほどの猛暑になる北見の夏には、なかなかありがたい一品です。
ベースには北見産の自然栽培トマトや、上ところ産のトマトなど、その時期に手に入る地元のものを使います。
トマトが変われば、色も濃度も味わいも少しずつ変わります。
ここに津別「ナツやさい」さんのパプリカを直火で焼いたピュレを加え、白ワインビネガーをたっぷり。
酸味と甘味が疲れた体に染み渡る、夏らしい味になります。
浮き身はキュウリとミニトマトの角切り(これは冷凍ではないテイクアウト販売時限定)。
仕上げにエクストラバージンオリーブオイルをひとまわし。
冷えていれば冷えているほど美味しいです。
ガスパチョはスペイン発祥の料理ですが、フランスでもとても人気があり、日本の星付きフレンチでも普通に出てきたりします。
フランスは伝統を大切にしつつ、周囲の良いものはどんどん取り入れる文化がありますよね。
日本と少し似ているところがあるのかもしれません。
合わせるならソーヴィニヨン・ブラン系の爽やかな白ワインか、辛口のロゼ。
夏の一杯にぴったりですよ。

