2026年7月・8月の限定ディナー「Festin de Campagne – Soirée aux Chandelles -」

【タイトル】

Festin de Campagne – Soirée aux Chandelles –
~素朴で豊かな田舎のごちそうを、キャンドルの灯りとともに~

【ご予約】

ご予約ページはこちらです。
https://www.braise.info/categories/2053194

【説明】

フランスの農村で昔食べられていたような食事をキャンドルの明かりで楽しむディナー。
コースではなく、様々なシャルキュトリ(肉加工品)とパン、ピクルス、スープといった構成です。

【開催日】

7月31日(金、茶室満席、玄関カウンターと水屋は予約受付中)
8月1日(土、全席満席)
※7月31日は17時から、8月1日は16時からと記載していますが、開始時間はご希望に合わせられますので予約時にお選びください。

【席数】

茶室(1~4名:テーブルとイス)
水屋(1~2名:座卓と座布団)
玄関カウンター(1~4名:木製スツール等を使用)

【価格】

税込5,500円/1名様:お飲み物代別途かかります

【駐車場】

店の前に1台駐車可能、90mほどの距離にも2台当店の駐車場がございます。

【メニュー】

Pour commencer
様々なシャルキュトリの盛り合わせ

  • パテ・ド・カンパーニュ(田舎風パテ)
  • ジャンボン・ペルシェ(豚ももの茹でハムとパセリのゼリー寄せ)
  • プティ・パテ・ド・ペズナス(南仏ペズナスに伝わるレモンとスパイス風味のミートパイ)
  • トゥール風リエット(白ワイン風味で仕上げた豚肉のリエット)
  • ひと口だけパテ・バスク(ピエール・オテイザ氏の作るバスク豚のパテ)
  • ジャンボン・デュ・キントア(同オテイザ氏の純血バスク豚「キントア」の生ハム)
  • ジェズ・デュ・ペイ・バスク 3ヶ月熟成(同オテイザ氏の3ヶ月熟成大型サラミ)
  • バスクのチョリソー(同オテイザ氏の作るバスク風チョリソー)
  • ジャンボン・ドーヴェルニュ 12ヶ月熟成(オーヴェルニュの生ハム。メゾン・ラボリー)
  • ソシソン・セック・ロン(同メゾン・ラボリーの縛って熟成させるサラミ)
  • キャロット・ラペ(人参の千切りサラダ)
  • 根セロリのレムラード(根セロリのマヨネーズ和えエストラゴン風味)
  • シュークルート(自家製ザワークラウト)
  • リュック種オリーブ(仏ラングドック産。オリーブのロールスロイスの異名を持つ)
  • セミドライポワール(しっとり柔らかなセミドライ洋梨。メゾン・ルカディル)
  • セミドライフィグ(しっとり柔らかなセミドライいちじく。メートル・プルニュ)
  • その他各種薬味、ピクルス、ドライフルーツ等

Au milieu du repas

  • スープ・オ・ピストゥー(夏野菜のスープ、バジルの香り)

Pour accompagner

  • 2種のパン
    (バゲットと田舎パンを温かくしてお出しします。カルピスバターとご一緒に)

Boisson
(ドリンクは別途ご注文ください)

食後のお飲み物
コーヒー、紅茶、ハーブティー(カモミールorミント)のいずれか
(プラス価格で食後酒である「オー・ド・ヴィー」も注文可)

【お料理の説明】

[シャルキュトリ盛り合わせ]

パテ・ド・カンパーニュ — 豚レバーを主体にした、田舎風の素朴なパテ。シャルキュトリの王道です。

トゥール風リエット — 豚肉を脂でほろほろになるまで煮込み、白ワインで風味づけしたペースト。パンに塗ってどうぞ。

ジャンボン・ペルシェ — ハムとパセリを白ワインのゼリーで寄せた、ブルゴーニュ生まれの彩り豊かなテリーヌ。

ペズナスのプティ・パテ — 糸巻きの形をした、甘く塩っぱい小さなパイ包みのパテ(詳しくは下記にて)。

ジャンボン・セック — 豚モモ肉をじっくり乾燥熟成させた生ハム。噛むほどに旨味が広がります。絶滅に瀕していたバスク豚を必死の努力で蘇らせた「ピエール・オテイザ」氏の生ハムと、オーベルニュ地方のシャルキュトリブランド「メゾン・ラボリー」の生ハムをご用意します。

ソシソン・セック — フランス産のドライサラミ。こちらも「ピエール・オテイザ」氏作のものを2種と「メゾン・ラボリー」のものを1種ご提供致します。

[ベズナスのプティ・パテ 〜数奇な来歴を持つ、甘塩っぱい糸巻きのパテ〜]

今回ぜひ味わっていただきたいのが、南フランス・ペズナス(Pézenas)の名物、「プティ・パテ」です。
糸巻きのような愛らしい形をしたひと口サイズのパイ包みパテで、最大の特徴は仔羊肉に砂糖やレモン、スパイスを合わせた、甘くて塩っぱい不思議な味わいです。

この料理は18世紀、インドから帰国したイギリスの貴族がペズナス近郊に滞在した際、彼が連れていたインド人の料理人が伝えたのが始まり、と言われています(ただ、実際はもっと古いとも)。

インドのスパイス使いと、イギリスのミンスパイ(肉や果実を詰めた伝統菓子)の文化が、南フランスの地で出会って生まれ、定着した——インド・イギリス・フランスの食文化が、この小さな糸巻き型のパイの中に詰まっています。

塩気のあるシャルキュトリが続く中で、この甘塩っぱい一品は良いアクセントになると思います。ぜひその意外な美味しさと、背景にある物語を一緒にお楽しみください。

[パン]

バゲットと田舎パンをオーブンでホカホカに温めて提供する予定です。

[スープ・オ・ピストゥー]

南フランス・プロヴァンス地方の、夏の農村スープ。

たっぷりの夏野菜を煮込み、バジルとニンニクのペースト「ピストゥー」を加えた、香り高い一皿です。香りが立つよう、お食事の途中で温めてからお出しします。バジルの爽やかさがありながらもホッとする味わいなので、塩気の強いシャルキュトリを楽しむ際のひと休みにどうぞ。

【最後に】

今回は夏の夜を、シャルキュトリとワイン片手にゆっくり歓談できたらという狙いでまとめてみました。中世フランスの農村における「普段の食事」というよりも、ちょっとしたハレの日向けの食事といった感じですね。

お出しするシャルキュトリは特定の地域にフォーカスしたものにするかどうか迷いましたが、色々なタイプのシャルキュトリが食べられる方がやはり楽しいかなと思い、定番品から数年に一度しか作らないレアな品、当店初登場の品まで色々取り揃えることにしました。

シャルキュトリ盛り合わせにはキャロットラペなどサラダ類も付きますし、ドライフルーツのような箸休め的存在もありますので、いわゆる「ダラダラ飲み」向きなんじゃないかなと思っています(笑)。

昨年末に宣言したスケジュールに完全一致とは行きませんが、1月2月のアルザスディナー、5月のデクパージュディナーと、自分がお客様に楽しんでもらいたいなと思っていたディナーは提供できているので嬉しく思っています。今回の「フェスタン・ド・カンパーニュ(田舎のごちそう)」もお楽しみ頂ければ幸いです。