「真鯛のポルトゲーズ」。
こんにちは、メゾン・ブレイズの店主です。
フレンチ定期便は100%道産食材で縛っているわけではない(とはいえかなり稀。3品中1品のみそういう場合もある、という感じです)ので、今回は「真鯛のポルトゲーズ」をご紹介しましょう。
あまり聞いたことのない料理名だと思うのですが、店主はこの名前、なかなか面白いなと思っています。
というのも、まずポルトゲーズは「ポルトガル風」という意味です。ただ実際には、そのままポルトガル料理を指しているとは限らず、フランス料理では少し南欧っぽい雰囲気を含んだ料理の名前として使われることがあるんですよ。「~風」ですから、ポルトガルの料理の特徴を含んでいればOKという感じでしょうか。
ちなみにこのお料理、真鯛の旨味にトマトの酸味とアサリの出汁が重なって、見た目は華やかですが味わいとしてはどこか素朴。カジュアルな白ワインをグビグビいきたくなってしまう感じです。どこか漁師料理っぽいというか、アクアパッツァとかと近い感じも若干ありますね。
店主が2024年にフランスを回った時も、こういう「名前は異国風なフランス料理」というものが案外多くて、そのあたりに土地の歴史が垣間見えるのが面白かったです(お互いに影響を与え合ってきたのかなと)。
料理名は説明書きのように見えますが、実際のところ大雑把な部分もあるよなぁと。
その国に住んでいる人たちだからこそ許されるユルいルールがあるんだなということも、フランスを旅してきて実感しましたね。やはり日本にいるとどこか原理主義的になってしまいますから…。
こういう変わったお料理を定期便でお届けした時はまたご案内しますので、楽しみにしていてくださいね。
