「パリの狩猟自然博物館で出会った『ツグミ』」。
メゾン・ブレイズの店主です。
2024年のフランス旅行では、パリの「狩猟自然博物館」という博物館に行きました。
そこで出会ったツグミの剥製と「食材としてのツグミ」についてちょっとお話しします。
店主が常設展示室の剥製群の中でふと目に留まったのが「ツグミ(Grive)」という小さな鳥。
この鳥、実は日本でも狩猟対象とされていましたが現在は禁猟。
一方フランスでは飲食店での提供は不可なものの、狩猟自体は禁止されていません。
美味しい鳥で狩猟対象としての人気が高いため、YouTubeでは実際の猟の様子も沢山投稿されています。
日本の古い料理書にもこの鳥のレシピが載っていましたから、昔は日本でも食材として親しまれていたわけです。
食べてみたいな…と思うものの、現在の日本では手に入れる機会が全くないので、「どんな味なんだろう」と想像するしかありません。
ちなみにフランスでは狩猟で捕獲したツグミ暖炉の火の前で炙って食べる文化が未だに残っており、狩猟というものに対する距離感が日本とはだいぶ違うんだなぁと実感しましたよ。家の構造もあるかもしれませんが。
また暖炉での調理の仕方にはいろいろあるらしく、YouTubeで良く見かけるのは羽根をむしったツグミに塩漬けの豚の背脂を巻いて、グルグル回しながら炙る方法。
頭も付いたままなので最初はちょっとギョッとするのですが、焼きあがりが近づいてくるとツグミの下に真っ二つに切ったバゲットを敷き、落ちる肉汁と脂をバゲットに吸い込ませていました。お、美味しそう…。
禁猟になった鳥、まだ猟ができる鳥、国によっても扱いが異なる。
そんなことを考えながら剥製の前に立つのは、なかなか得がたい時間でした。
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この時の模様は、Kindle Unlimitedで店主が出版したフランス旅行記でご覧いただけます。
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