「ミロのヴィーナス」。

「ミロのヴィーナス」。

北海道北見市のフレンチレストラン、メゾン・ブレイズの店主です。
2024年11月、パリのルーブル美術館を訪れた時のお話をひとつ。

今回は「ミロのヴィーナス」について。
美術に詳しいわけではない店主でも、この彫刻の名前は流石に知っていました。ただ実際に目の前で見ると、ただ綺麗というだけではなく、シンプルに見えてかなり計算されている作品なんだなと感じました。

というのも、この彫刻はどの角度から見ても美しく見えるように作られているそうなんですね。
同じルーブルの有名な彫刻「サモトラケのニケ」と違い、ミロのヴィーナスが360度どこからでも見られる展示になっているのは、そのためなのかなと思いました。

またご存知の方もいるかもしれませんが、ルーブル美術館の歴史の中で、ミロのヴィーナスが海外に貸し出されたのは一度だけだそうです。
その行き先が、なんと日本。

1964年の春、上野の国立西洋美術館と京都市美術館で展示されたとのこと。当時どんな展示空間だったのか、少し調べてみたくなりましたね。

それにしても不思議なのは、両腕が無いのにまったく違和感が無いこと。
先ほど店主は「どの角度から見ても美しい」と書きましたが、もしかすると両腕があった頃はそうではなかったのかもしれません。

この姿しか知らないからかもしれませんが、むしろこの姿だからこそ美しいと思えてしまう。
なるほどルーブル三大至宝と呼ばれるだけの、どこか謎めいた魅力がある彫刻だなと感じたのでした。

※写真は「Adobe Stock」のものです。

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