「大河ロワールと郷土料理」。
北海道北見市のフレンチレストラン「メゾン・ブレイズ」の店主です。
今回は2024年のフランス旅行で訪れた、ロワール川流域に伝わる郷土料理のお話を。
皆さんは「ブロシェ」という魚の名前を聞いたことがありますでしょうか。
フランス料理に詳しい方であれば「あぁ、クネルに使う魚だよね」と思われるかもしれません。
またブロシェは日本語では「カワカマス」と訳されますが、釣りをされる方にはノーザンパイクの方が馴染みがあるかもしれませんね。
かなり大きな魚なのですが、これを下ろしてブイヨンで煮て、エシャロットと白ワイン、ビネガーを煮詰め、バターで繋いだ酸味のある白いソースで頂く。
これがロワール川流域の郷土料理「ブロシェのブールブランソース」です。
ロワール川は全長1,000キロを超えるフランス最長の大河。
ブロシェのほか、サンドルやエクルヴィスなど多彩な川の幸が料理に使われています。
合わせるワインはナント周辺のミュスカデが定番。
ちなみに今回ブロワへ向かった列車の終着駅が、まさにそのナントでした。
そんなところにも、ちょっとした縁を感じてしまいますね。
ロワールは川魚料理もワインも豊富で、ペアリングを考えるだけでも楽しい地方だなぁと思いましたよ。
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