確か9月にもスポットメニューで出したのがこのキノコの赤ワインビネガーマリネ。
前菜やメイン料理の付け合わせ的なものも欲しいな〜と思い、メニューに加えました。
天然キノコの時期はほんと一瞬なので是非食べてもらえたらなと。
個々のキノコの風味や食感を楽しめるよう、かなり大ぶりにカットしているのが特徴です。
ちなみに今週は大判振る舞いで、使っているキノコの種類は…
ムキタケ(天然)
エノキタケ(天然)
タマゴタケ(天然)
ブナシメジ
エノキタケ
ヤマブシタケ
タモギタケ
マッシュルーム
エリンギ
ヒラタケ
マイタケ
シイタケ
とまぁ、なんと12種類も使っています。
原価計算?なにそれ美味しいの?という感じです笑。
今週はヒラタケやクリタケも天然のものを採ってきているので、これらはケークサレやキッシュに使用します。
同じメニューでも使うキノコは季節によって徐々に変わるので、味が毎回少しずつ違うのも楽しいかな〜と。
あ、上のキノコ一覧に「エノキタケ」が2つあるのは気付きましたか?
これ(↑)が天然のエノキタケです。市販されている白くて細長いエノキタケと全く同じ種類なんですが、天然と市販品では明らかにビジュアルが異なります。
というのも、市販のものは光を遮って「もやし」のように育てているので、あのように白くヒョロヒョロした見た目になるんです。
天然だとご覧の通りの茶褐色で、まさに「キノコ」という感じですね。
エノキタケは別名「ユキノシタ」とも呼ばれるのですが、右隣にあるムキタケと並んで晩秋から冬に楽しめる数少ないキノコです(これは別の時に採ったエノキですが、場所や老若によって色は多少変わります)。
これらのキノコが生えてくると、店主は冬が近いな〜と感じますね。
地味なメニューなんですが意外と人気が高く、先週も売り切れてしまいました。
今週は少し多めに作りましたので多分大丈夫かなと。
他ではなかなか食べられない季節の味覚、是非ワインと合わせてお楽しみください。
あ、ちなみにムキタケも紹介しちゃいましょうか。
ムキタケはこんな感じで生えています。クセがないので和食にも良く合う、キノコ狩りでも人気の高いキノコです。汁を良く吸うので、すき焼きや鍋焼きうどんに入れるととても美味しいキノコなんですよ。
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