※ご注意!
このお料理は7〜8月の季節メニューになる予定です。5〜6月ではないのでご注意ください。
【 説明 】
ニンニク、トマト、玉ねぎ、ナス、ズッキーニ、大根、パプリカ(赤&黄)、ジャガイモ、キャベツが入った「野菜たっぷり」の名に恥じない仔羊の煮込みです。
野菜の凝縮した旨味を堪能してもらいたいので、普段の煮込みで使っているフォン(出汁)の類は「一切使わず」、野菜から出た水分だけで煮込んでいます。
味のポイントはシトロンコンフィ(塩漬けにしたレモン)。モロッコの発酵調味料です。
レモンの持つ爽やかさやほろ苦さといった夏のニュアンスが、このお料理を強く印象付ける縁の下の力持ち。
これもフランス料理なの?と驚かれるかもしれませんが、クスクス(粒状の極小さいパスタ)やシトロンコンフィは昔、フランスの植民地だったモロッコから持ち込まれた食材なんですよ。
どちらも仔羊(昔からフランスで食べられてきました)との相性が非常に良く、かつ家庭でも使いやすいことから徐々にフランス風の調理に置き換えられて、家庭に定着していったという経緯があるんですね。
ちなみに写真を見れば一目瞭然ですが、当初は骨つきのまま煮込もうと思っていました。が、ちと肉の量が多すぎて断念しています笑。
よくよく考えてみると、ディナー提供ならともかく、このサイズだと骨つきのままでは容器に収まりきらない可能性もあるんですよね(・・;)。
味的には骨を外してから煮ても全く問題なかったので、肉の部位をより旨味の強い前足の肉に変えるなど、色々検討してみようと思っています。
お酒は白ワインと合わせてみました(このワインも素晴らしかったので後ほど記事にします)が、相性は文句なし。
白でも赤でもそれほど喧嘩する感じはないので、割と幅広いタイプに合わせられると思います。夏らしくロゼのスパークリングなんかもいいかもしれません。
また、妻とは「これビールとも最高に合うよね」という点で完全に意見が合致しました笑。
なので元々5〜6月の季節メニューとして考えていたところを、7〜8月の季節メニューにスライド。
今の感じだと5月に入っても自粛休業を解除できるか微妙なところですし、まぁ問題ないかなと。
ただ、全く営業しないのはちょっと寂しいので、状況改善されるようならあらかじめ予告した上で休業解除しようと思っています。
その際はメニュー構成がいつもと変わってしまう(季節の固定メニューがなく、スポット的なメニューオンリーになるなど)かもしれませんが、何卒ご容赦のほどを。
病気にかからず健康でいないと、食事もお酒も思いきり楽しめませんからね。無理にお店をオープンして、感染を広めるようなことは厳に慎まなければなりません。
というわけで、「旨いもの情報」をひたすら配信するという(ある意味拷問のような)焦らしスタイルがしばし続くかと思います。
ドMになったつもりでお楽しみ頂ければ幸いです笑。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。