東京最終日はあちこち観光してまいりました。

こんにちは、メゾン・ブレイズの店主です。

フランスのMOFシェフによるシャルキュトリセミナー受講フランス大使公邸で行われるパテクルートアジア大会授賞式&シャルキュトリの祭典参加と、濃い日程が続きヘロヘロな店主、出張最終日は羽根を伸ばすべく、ゆっくり東京観光することにしました。

というわけで、朝食は白金高輪にある「マルイチベーグル」さんへ。

地元北見にも「オホーツクベーグル」さんという素晴らしいベーグル専門店があるので、一度こちらには行ってみたかったんですよね。

にこやかで親しみのある接客と、皮バリ中モチのベーグルに舌鼓を打ちながら、ほっと一息。

道民の自分からすると、東京の港区、しかも白金なんて高級住宅街はちょっと縁遠い場所という印象だったんですが、実際数日滞在してみると、とても人が優しくて良い街でしたね〜。

子供があちこちで元気に走り回っていたり、お年寄りの方を大事にしている様子が見られたりと、なんだか安心感を覚えました。美味しいフレンチのお店も多いですし、また遊びに来たいなと思います。


また、昨日の祭典ではバスク地方のお菓子を食べそびれてしまったため、マルイチベーグルさんの向かいにあるパティスリー「メゾン・ダーニ」さんでガトーバスクを購入。

ブラックチェリーのコンフィチュールが入ったこのお菓子、妻やスタッフさんからも大人気でした。色々な種類があったので次回はセットで買ってみたいものです。


ホテルをチェックアウトした後は神田の古書店街へ。
料理書の品揃えに定評がある「悠久堂書店」さんが目当てです。

故ジョエル・ロブション氏の分厚い本や、ホテルオークラ東京の初代料理長、故小野正吉氏の本にもかなりそそられましたが、以前から欲しかったシェフ・シリーズの2冊をゲット。

ここは下手したら何時間でもいられるくらいの宝の山ですね。こういう書籍がすぐに手に入るのは、東京という大都市の強みだなぁと実感します。


続いて向かったのは、10年近く寝かせて熟成させたオールドビーンズの珈琲が楽しめる「北山珈琲店」。

店主がこちらで珈琲を頂いたのはもう16年ほど前になるのですが、その珈琲があまりに美味しかったのでまた行きたいと思っていました。

マスターが体調を崩されているのか、残念ながら豆の販売のみとなっておりましたが、元々こちらで珈琲豆を買いたいなと考えていたので何とか目的は達成です。


これでこの日行きたいなと思っていたところは全て回ることができたので、最後は浅草の「駒形どぜう」で久しぶりの和食を堪能しました。

柔らかくホロホロに煮えたどじょうに、たっぷりの長ネギを乗せて頬張る幸せ。合間に味噌田楽をかじりつつ、どぜう汁とご飯、お漬け物で永久コンボが完成です笑。

3泊4日(初日は夜遅くに着いていますし)と決して長くはありませんが、今回も実りの多い旅となりました。

この経験を活かして、より美味しいお料理を提供できるよう頑張ろうと思います。

まずはノエル(クリスマス)の特別メニューに、今回学んできたバスク地方のシャルキュトリを加えてみようと思っていますよ。

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