豚は通常生まれてから半年ほどで出荷されるのですが、エレゾ社のソーセージには約1年半もの長きにわたって、海と山が混在する土地で育てられた放牧豚が使用されています。
傾斜がついた丘で生活しているので各部位がしっかりと発達し味も濃くなりますし、何より肉の色が大きく変わってきます。
スーパーでよく見かける豚肉はどちらかというと白っぽい感じですが、こちらはかなり赤みを帯びた色合い。
まさに噛めば噛むほど味の出る、旨味たっぷりのソーセージです。
これと先日仕込んだプティサレ(塩漬け豚バラ肉)を合わせて、冬野菜と一緒に煮込んだ「ポテ」が当店冬のメニューとなります。
1週間以上塩と香草で熟成させた豚バラの旨味と、エレゾ社のソーセージから滲み出る濃厚な出汁。
具沢山なメニューですが、個人的にはこのスープを心ゆくまで味わって頂きたいところです。
合わせるのはやはり白ワイン、でしょうね〜。
ポトフーだと牛肉を使う(この辺諸説あるようですが)のでピノ・ノワールも良いのですが。
ただ、割と幅広いワインを合わせられる料理ですから、めちゃくちゃ重い赤ワインだったりしない限りは無難に寄り添ってくれると思います。
12月、1月は営業日数が少ないため、2月も基本メニューは変更しない予定です。
ただ、それだと(店主が)飽きるので、ちょこちょこメイン級の料理もスポットメニューを追加していこうと思っています。
軽めの料理ばかりではなく、重い赤ワインに合うヘビー級の料理も提供していきますので楽しみにしていてくださいね。
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