明日のスポットメニューは「ファーブルトン(Far breton)のタルト」の予定です。
試食して美味しければ店頭に出しますので、美味しく焼きあがることを祈っていてください。
ちなみに「ファーブルトン」はブルターニュ地方の郷土菓子で、通常はグラタン皿などに入れて焼かれることが多いです。フラン(洋風茶碗蒸しのようなお菓子。具が入っていて甘くないおかずタイプのものもあります)の原型とも言われており、昔は教会の祭事などで作られていたそうです。
また正確には「ファール・ブルトン」でして、後半が上で説明した「ブルターニュ」の意なのですが、前半の「ファール」は「お粥」という意味になります。元々は牛乳と小麦粉を使ったお粥から生まれたお菓子でして、それがそのまま名前として残っているという感じですね。
もっちりとした食感がなんとも素朴で、とても滋味深く美味しいお菓子です。
紅茶との相性は抜群ですよ。
ちなみに写真は具に使う南仏アジャン産プラムのシロップ煮。
シロップはバニラビーンズ、シナモン、オレンジとレモンの皮で香り付けしています。
価格は1/8カットで680円(税別)。数量限定なので是非。
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