下部温泉で旅の疲れを癒した翌日は、少し南下し身延駅へ。
駅からすぐそばにある「栄昇堂」さんで「みのぶまんじゅう」を購入し(子供へのお土産)、東京へと向かいます。
車窓に映る景色を眺めながら、おまけで頂いたおまんじゅうとお茶を頂いているうちに、ついうつらうつらと…
今回の旅、梅雨なのでもっとベタベタした感じかなと思っていたんですが、想像以上に爽やかで過ごしやすかったんですよね。
気温が低かったのもあるかもしれませんが、湿度もあまり無く実に快適でした。
本州は梅雨が明けると一気に蒸し暑くなるので、この時期に行けたのはむしろ良かった気がします。
さて、寝ぼけ眼で東京行き新幹線に乗り換え、向かうは田園調布駅。
今回の旅の最後の目的、それは世界一のパテアンクルートを作った福田耕平シェフのいらっしゃる「メッツゲライササキ」です。
イートインもできるようだったので、ランチがてら様々なシャルキュトリーを頂いて勉強できたらなと。
お店は田園調布駅からすぐそばの場所にありまして、店主がスタッフの女性からイートインの説明を受けている時に福田シェフがわざわざ出てきてくださいました。
ありがたいことにセミナーに参加していた店主のことを覚えていたらしく、世界大会の体験談やパテアンクルートに関する技術を惜しげもなく教えてくださって恐縮しきり。
ちなみに店主もパテアンクルートを作っていて「ここは何とかならないのかな」と疑問に感じたことが多々あります。
そんな疑問が今回のセミナーで次々氷解したことを伝えると、「自分も同じようなところを疑問に思っていて、大会で勝つために突き詰めた結果そのやり方に行き着いたという感じなんですよ〜」と凄く自然体でした。
…さりげなく仰ってましたが、そもそもパテアンクルートは非常に工程が多いので、一本試作する時間を取るだけでも大変です。
ましてや気になる部分を都度修正しつつ、お店の営業用のシャルキュトリも仕込むとなると、いやいつ寝てるんですか?というレベルで…
絶品のシャルキュトリ盛り合わせを頂きながら(店主が選んでいないものも盛り合わせに加えてくださっていて、そのお気遣いには本当感謝しかありません)そんなことを考えていました。
ちなみにどのシャルキュトリも美味しいだけでなく、思わずリピートしたくなる「品のある軽やかさ」がありまして、それが素晴らしいと店主は思いました。
ついインパクト重視で過剰に味を加えたくなってしまうものですが、余韻はしっかりあるのに重くない絶妙なラインで味付けされていて、いつまでも食べ飽きしないんですよ。
これはまさに店主が目指しているところでもあるので、実際にそういった味わいを体験できたことで今回の旅は本当に実り多いものになりました。
3泊4日と、決して長旅と言えるほどではなかったのですが、実に濃い旅でした。
お世話になった皆様、本当にありがとうございました。
#北見#北見市#フレンチ#フランス料理#北見フレンチ#北海道フレンチ#メゾンブレイズ#lamaisondelabraise#北海道ワイン#テイクアウト#TAKEOUT#北見テイクアウト#北見市テイクアウト#北見テイクアウト情報#北見グルメ#おとりよせ#おとりよせグルメ#お取り寄せ#お取り寄せグルメ#お取り寄せフレンチ#ラグジュアリー#メッツゲライササキ#シャルキュトリー#みのぶまんじゅう#身延町#田園調布#田園調布グルメ#パテアンクルート#福田耕平#pateencroute
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。